
CDレトロスペクティブ・シリーズ

1973年7月、フランスのLa
Faute-sur-Merにおけるライブ・ステージ
左から、フィル・ミラー、ピップ・パイル、リチャード・シンクレア、デイヴ・スチュワート
『Hatwise
Choice』
Archive
recordings 1973-1975, Volume 1
ハットフィールド&ザ・ノースは、アーカイブCDシリーズのVol.1として『Hatwise
Choice』をリリースします。本作はオリジナル・ラインナップであるフィル・ミラー、ピップ・パイル、リチャード・シンクレア、デイヴ・スチュワート(写真)によるパフォーマンスを収めた、過去30年の歴史で初めてのアルバムとなっています。リリースは2005年1月31日で、Hatfield and the North Shop にてオーダーを受け付け中です。
この『Hatwise
Choice』は、ハットフィード&ザ・ノースがライブ・バンドだった当時のレコーディング素材のコレクションです。アルバム収録曲の約半数はライブ・コンサートのレコーディング、それ以外は4度行われたBBC
Radio 1セッションのオリジナル・テープから採られており、全てが初リリースとなる作品です。このギグのテープには、レコードでは耳にすることのできなかった、ハットフィールドの音楽の異なる側面が示されており、スタジオ・ワークにおけるグループ特有のタイトなコントロールは、よりルーズかつ即興的なアプローチへ置き換えられています。ユーモアの閃光が驚異的な電子的ランドスケープへの道を与え、バンドの楽曲に対するアレンジ面での拡張や、時には音楽的狂気までが散りばめられているのです。
このパッケージにはレア曲や音楽的サプライズ、写真、アートワーク、さらに4人のプレイヤーによって書かれた包括的な歴史が、注意深いリサーチと愛情溢れる編纂により収められています。20ページのブックレットには、グループが1974年にリリースした作品にちなんで、ベストセラーとなった自身の小説を「The
Rotters' Club」と命名したジョナサン・コーによる追加テキストも収録されました。
バーニング・シェッド社
この作品はハットフィールド&ザ・ノースと、ミュージシャンの経営するオンライン・レーベル兼スペシャリストCDストア、バーニング・シェッド社のコラボレーションです。現時点では、このCDの入手先はハットフィールドのオンライン・ショップ(バーニング・シェッド社の経営)のみとなります。『Hatwise
Choice』は4人のミュージシャンにより許可とコントロールが行われており、レコード会社は全く関係していません。ハットフィールド・オンライン・ショップからCDを直接購入することにより、ハットフィールド&ザ・ノースのアーカイブ作品の、今後のリリースがサポートされます。
ハットフィールド&ザ・ノース小史
ハットフィールド&ザ・ノースは、1970年代の最も独創的にして、かつ音楽的冒険心に富んだ英国のバンドでした。グループは1972年に結成され、非常にクリエイティブな音楽の制作及び演奏によりヨーロッパやアメリカ、日本の音楽ファンの間で伝説的な存在となりましたが、その評価が確立され始めた1975年には解散してしましました。
ハットフィールドの音楽は、元キャラヴァンのミュージシャンだったリチャード・シンクレアによる温かく詩的な曲から、デイヴ・スチュワートによる複雑なインストゥルメンタル、さらにはフィル・ミラー及びピップ・パイルのよりジャジィかつフリーで実験的な音楽まで、非常に幅広いものでした。その短い存在期間の間に、グループは高い評価を受けた2枚のアルバム
(『Hatfield
& The North』と『The
Rotters’ Club』)
のレコーディングや、数多くのライヴ・ギグ、そして4度のBBCラジオ・ショウのレコーディングを行いました。1980年にリリースされたコンピレーション『Afters』(現在廃盤)
以外に、懐古的な作品集はリリースされていません。この作品までは!
Photo and text copyright Hatfield &
The North 2004.